今後の都市地理学を見据えて

書誌事項

タイトル別名
  • Toward Urban Geography in The Next Stage
  • コンパクト-スマートシティの視角
  • Perspectives of Compact-Smart city design

説明

<p>本報告では,コンパクト-スマートシティの視角から,今後の都市地理学の発展に寄与する視点を提供する.全国の自治体で導入されているコンパクトシティ政策は,特にLRT導入など公共交通の改善や都心再開発などの点で注目されてきたが,郊外化が進んだ市街地をコンパクト化することは依然として課題となっている.そのような中,高度情報社会の進展に伴い,並行してスマートシティ政策も掲げられるようになっている.両者には相反する点もあると考えられるが,時代の要請により,接合させながら都市計画・政策を進めざるを得ない状況である.スマートシティ化においては,3D点群データなどの先進的な地理空間情報やAIを含む技術が揃いつつあることも重要であり,自動運転などの次世代サービスの基盤としても捉えられている.今後は,既存テーマにおける高度情報化の影響や先進的なデータ・技術の利活用も期待される.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390585172429537792
  • DOI
    10.14866/ajg.2025s.0_312
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ