常用漢字の画にかかわる計量的特質は経験的法則に適合するか?

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タイトル別名
  • Zipfの法則,Menzerath–Altmannの法則及びParetoの法則を対象に

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説明

画(ストローク)は一筆で書かれる漢字の最小形態的単位である。本稿では常用漢字における漢字の画の出現頻度などの特質の経験的法則への適合性について検討する。そのため漢字の画の種類の確定とコード化,それに基づく漢字字体を表すアルファベット・コード化及びそのコードに基づく常用漢字が含む漢字の画の出現頻度などの特質の計量的分析をした。その結果,漢字の画の出現頻度のZipfの法則への適合性,漢字の構成要素数と構成要素が 含む画の数のMenzerath-Altmannの法則への適合性,漢字の画の出現頻度のParetoの法則への適合性が明らかになった。これらの結果をもとに教育的意義も併せて検討した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390585559557797888
  • DOI
    10.20808/jslk.14.0_40
  • ISSN
    24321974
    18837964
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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