サブストラクション・アウトカムモデルを用いた人工呼吸器離脱への介入に関する文献検討

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  • Literature analysis on intervention for ventilator weaning using substruction and outcome model

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抄録

<p>【目的】本研究は,既存文献の分析により,人工呼吸器離脱(以下,離脱)への介入に関連した指標を明らかにすることを目的とした.</p><p>【方法】2011~2016年の間に公表された離脱への介入に関する文献を抽出し,サブストラクション・アウトカムモデルで分析した.</p><p>【結果・考察】抽出された13文献を分析した結果,①インプット:基本属性・重症度・身体的特徴, ②プロセス:離脱のための何らかの標準的方法・人工呼吸器を装着した患者への基本的ケア,③アウトカム:人工呼吸期間・人工呼吸器離脱時間・ICU入室期間・入院期間・再挿管の有無・抜管後の非侵襲的陽圧換気使用の有無・ICU死亡率,が抽出された.インプットは対象患者の予備力,プロセスは人工呼吸器装着中の合併症予防・早期離脱のための介入,アウトカムは離脱の結果とその安全性を網羅していると判断できる.</p><p>【結語】インプット,プロセス,アウトカムで抽出された指標は,人工呼吸器離脱への介入に関連する妥当な指標である.</p>

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参考文献 (15)*注記

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