油絵具を用いた表現技法について―変遷と展望―

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on Techniques of Expression by Oil Paint -Transition and Future Prospect-
  • アブラエノグ オ モチイタ ヒョウゲン ギホウ ニ ツイテ : ヘンセン ト テンボウ

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説明

<p>油彩画における表現技法は,油絵具の性質との関わりが深く,特に媒材である乾性油,揮発性油等の特徴を生かしたものが多い。それらはテンペラ絵具やアクリル絵具には見られない,透明度の高さと可塑性の高さによる技法であり,それぞれ「透層技法」と「アラプリマ」が該当する。今後も油彩画は,油絵具と他の描画材との混合などにより,独創的な表現が可能となることで,さらなる発展が期待できる。</p>

収録刊行物

  • Oleoscience

    Oleoscience 19 (9), 379-385, 2019

    公益社団法人 日本油化学会

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