書誌事項
- タイトル別名
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- Benefits and limitations of Internet-based consultations for citizens’ health and welfare needs, and the potential for inter-professional work
- シミン ノ ケンコウ フクシ ニーズ ニ コタエル インターネット ソウダン ノ コウカ ト ゲンカイ IPW ノ カノウセイ
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説明
目的:インターネット相談「介護110番」の事例を分析し,インターネット相談の効果と限界を明らかにし,IPWの可能性を考察することである。 方法:インターネット相談の先行研究をレビューし,インターネット相談の機能,現状,適応と限界をまとめた。「介護110番」の「QA事典 よくある介護の悩み相談」の44事例を対象に,相談内容,相談効果等を分析した。「介護110番」に自験事例2つを投稿相談し,回答を分析した。事例の分析より,相談の効果や限界,IPWの可能性を検討した。 結果:インターネット相談は,家族,専門職とも当事者間のピアカウンセリング効果が大きい。具体的な相談,経験的な回答を求めるもの,心理的な支援を必要としている場合は,非常に有効で回答も得られやすい。しかし,複雑な内容を含む相談はその内容を的確に表現できないと,有効な回答が得られにくい。複雑な事例では,より多くの専門職の衆智を集められるIPWの有効性が示唆された。
収録刊行物
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- 日本保健医療福祉連携教育学会学術誌・保健医療福祉連携
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日本保健医療福祉連携教育学会学術誌・保健医療福祉連携 4 (1), 40-49, 2011
日本保健医療福祉連携教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845702285359488
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- NII論文ID
- 130007716047
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- NII書誌ID
- AA1245809X
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- ISSN
- 24344842
- 18836380
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- NDL書誌ID
- 11265125
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可