ファセット制御技術による高品質窒化物半導体の作製

  • 三宅 秀人
    三重大学大学院工学研究科 電気電子工学専攻
  • 平松 和政
    三重大学大学院工学研究科 電気電子工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Fabrication of high-quality nitride semiconductors by facet control technique
  • 研究紹介 ファセット制御技術による高品質窒化物半導体の作製
  • ケンキュウ ショウカイ ファセット セイギョ ギジュツ ニ ヨル コウヒンシツ チッカブツ ハンドウタイ ノ サクセイ

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抄録

<p>窒化物半導体の転位密度の低減に,成長時におけるファセット制御が非常に重要である.GaNの有機金属気相成長(MOVPE)では,選択成長の結晶形態は成長温度,成長圧力などにより制御できる.ファセット構造を制御しながら選択横方向成長(ELO)を行うFACELOにより,106 cm-2台まで転位密度の低減が可能となった.また,高いAlNモル分率で低転位密度AlGaN膜を作製するため,凹凸のあるエピタキシャルAlN基板を下地として用いてMOVPE法により成長を行った.この方法により,107cm-2台までAlGaNの転位密度の低減を可能にした.</p>

収録刊行物

  • 応用物理

    応用物理 75 (4), 467-472, 2006-04-10

    公益社団法人 応用物理学会

参考文献 (33)*注記

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