書誌事項
- タイトル別名
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- BASIC STUDY ON A NEW WAVE-OVERTOPPING PREVENTION METHOD
抄録
<p> 地球温暖化による海面上昇や台風の強大化の影響で,これまで越波が生じていなかった護岸においても将来的に越波が発生するようになることが考えられる.越波被害の対策としては,護岸の嵩上げや消波工の設置などが考えられるが,設置する空間やコストの制約から,これらの対策工を新設するのは困難な場合もあり得る.このような観点から,著書らは既存の護岸に円柱状の構造物を係留する低コストかつ簡易な越波対策工を提案し,まず水理模型実験により,簡易越波対策工の重量によってその効果の傾向に違いはあるものの,高い越波低減効果を期待できることを確認した.ついで,SPH法に基づく数値シミュレーションを行い,対策工を固定した条件での数値シミュレーションであっても,簡易越波対策工の越波低減効果を評価できることを確認した.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集B3(海洋開発)
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土木学会論文集B3(海洋開発) 75 (2), I_145-I_150, 2019
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845702296651136
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- NII論文ID
- 130007724928
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- ISSN
- 21854688
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可