書誌事項
- タイトル別名
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- STORM SURGE INUNDATION SIMULATION AT HEAD OF ISE BAY USING COASTAL CIRCULATION MODEL WITH UNSTRUCTURED GRIDS “FVCOM”
- ヒコウゾウ ゴウシ カイヨウ リュウドウ モデル FVCOM ニ ヨル イセワンワン オウブ ノ タカシオ シンスイ ケイサン
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抄録
<p> 本研究では非構造格子に基づく海洋流動モデルFVCOMを用いて,伊勢湾湾奥部を対象とする高潮浸水計算を実施した.台風条件は,①1959年伊勢湾台風,②IPCCのA1Bシナリオに基づく将来気候下の可能最大級台風の2つである.伊勢湾台風による高潮計算では,名古屋港の潮位偏差を良好に再現できることを検証した.また,伊勢湾台風を契機に整備された海岸構造物により,伊勢湾台風規模の高潮はほぼ防護できることを確認した.次に,将来気候下の可能最大級台風による高潮浸水計算を実施し,浸水過程および高潮防護施設の減災効果について検討した.また,構造格子モデルによる既往の計算結果との比較から,構造物の取り扱いなど非構造格子モデルの特徴について確認した.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集B2(海岸工学)
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土木学会論文集B2(海岸工学) 75 (2), I_223-I_228, 2019
公益社団法人 土木学会