4.有棘細胞癌の発癌の仕組み

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タイトル別名
  • 有棘細胞癌の発癌の仕組み
  • ユウキョクサイボウガン ノ ハツガン ノ シクミ

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説明

<p>有棘細胞癌(squamous cell carcinoma,SCC)では,TP53,CDKN2A,NOTCH1,NOTCH2,KMT2C,KMT2D,FAT1遺伝子に高頻度に変異がみられる.マウスを用いた研究からは,SCCの起源が毛包幹細胞にもあるという知見が蓄積してきている.上皮間葉転換により転移能の高いSCCが生じる過程では,エピジェネティックな遺伝子の発現制御が関わっている.SCCは体細胞変異の頻度が非常に高いため,免疫チェックポイント阻害薬が奏功する可能性がある.</p>

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