健常若年女性を対象とした股関節屈曲における大腿骨運動と寛骨運動の関係

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タイトル別名
  • Relationship between Femoral and Coxal Movements during Unilateral Hip Flexion Exercises in the Standing Position in Healthy Young Females
  • ケンジョウ ジャクネン ジョセイ オ タイショウ ト シタ コカンセツ クッキョク ニ オケル ダイタイコツ ウンドウ ト カンコツ ウンドウ ノ カンケイ

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抄録

<p>〔目的〕立位における片側股関節の自動屈曲過程の寛骨後傾角度を測定し,寛骨大腿リズムおよび寛骨後傾運動の左右差を検討した.〔対象と方法〕対象は健常女子大生30名(20.5 ± 0.6歳)とした.上前腸骨棘と上後腸骨棘を結ぶ線が水平線となす角度を寛骨後傾角度とし,被験者に基本的立位の姿勢から右股関節を自動屈曲させ,同側および対側の寛骨後傾角度を下げ振りの付いたゴニオメーターにて測定した.〔結果〕股関節を屈曲するに従って有意に寛骨が後傾した.また,すべての股関節屈曲角において有意な左右差は認められなかった.〔結語〕健常若年女性において,立位での片側股関節屈曲時の寛骨後傾運動の左右差はなく,支持脚側の寛骨後傾運動が主であることが明らかとなった.</p>

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