エピタキシャルグラフェンの基板における散乱による波動関数の位相シフト

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タイトル別名
  • Phase-shift of the wavefuntion in the epitaxial graphene on the electron-scattering at the substrate

抄録

<p>散乱において波動関数の位相がシフトすることは古くから知られている。SiC上のエピタキシャルグラフェンを光励起すると、ディラックコーンからの光電子は基板で回折を起こし、角度分解光電子分光によってディラックコーンのレプリカが観察されるが、一般には散乱による位相シフトは観察されない。我々は、11eV程度の励起光を用い、共鳴的に非占有状態に励起することによって、レプリカにおける位相のシフトを観察した。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390845702307051648
  • NII論文ID
    130007737552
  • DOI
    10.14886/jvss.2019.0_1hp04
  • ISSN
    24348589
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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