遅発中性子から原子炉ニュートリノへ

書誌事項

タイトル別名
  • From Delayed Neutron to Reactor Neutrino
  • サイエンスよみもの 遅発中性子から原子炉ニュートリノへ : ベータ崩壊と弱い力の物語
  • サイエンス ヨミ モノ チハツ チュウセイシ カラ ゲンシロ ニュートリノ エ : ベータ ホウカイ ト ヨワイ チカラ ノ モノガタリ
  • Brief History of Beta Decay and Weak Force
  • ベータ崩壊と弱い力の物語

この論文をさがす

説明

<p> 遅発中性子の放出には時間遅れが伴い,それが原子炉の制御を可能にしている。原子炉工学の基本である。原子炉崩壊熱の放出にはさらに長い時間がかかる。ともに原子核のベータ崩壊に伴う現象であることが大きな時間遅れの原因である。ベータ崩壊は自然界の第四の基本的な力,弱い力によって引き起こされる。本稿では,この弱い力を軸に,基礎物理学探求の歴史を物語風にたどる。主役は,謎めいた基本粒子ニュートリノであり,原子炉で生まれるニュートリノを用いた弱い力に関わる最新の実験も概観する。</p>

収録刊行物

参考文献 (1)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ