現存被ばく状況における参考レベルの適用

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タイトル別名
  • Application of Reference Levels in the Existing Exposure Situations
  • 現存被ばく状況における参考レベルの適用 : 汚染の状況に応じた段階的な線量低減に向けて
  • ゲンソン ヒバクジョウキョウ ニ オケル サンコウ レベル ノ テキヨウ : オセン ノ ジョウキョウ ニ オウジタ ダンカイテキ ナ センリョウ テイゲン ニ ムケテ
  • Towards Stepwise Reduction of Radiation Dose Depending on Situations of Contamination
  • 汚染の状況に応じた段階的な線量低減に向けて

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抄録

<p> 「参考レベル」を用いた放射線防護の最適化は,事故後の汚染地域の復興において重要である。放射線の健康リスクと社会的・経済的な影響とのバランスを考えながら,汚染の状況を見極めて段階的に平時を目指していく必要がある。本稿では,国際放射線防護委員会(ICRP)が勧告する「参考レベル」の考え方について解説する。そして,福島第一原子力発電所事故後に講じられた「除染スクリーニング基準」「食品の暫定規制値と新基準値」「放射性物質による汚染物の管理基準」の3例を取り上げ,段階的な参考レベルの適用について考察する。</p>

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参考文献 (13)*注記

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