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- 酒井 一夫
- 放射線医学総合研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Recent Activities of ICRP, Including Those after the Fukushima Accident
- ICRPの最新動向と福島事故対応 : 第27回原安協シンポジウムより
- ICRP ノ サイシン ドウコウ ト フクシマ ジコ タイオウ : ダイ27カイ ゲンアンキョウ シンポジウム ヨリ
- 第27回原安協シンポジウムより
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抄録
<p> 2012年11月5日に開催された第27回原子力安全研究シンポジウムにおいて,ICRP(国際放射線防護委員会)の科学事務局長と専門委員会・委員長からICRPの最近の活動状況,特に福島事故後の取組みについて概要が紹介された。ICRPは事故後福島にて公開対話集会を開催するなど,福島事故に積極的に関わっている。ICRPに蓄積されている経験(特にチェルノブイリ事故後の実績)は,福島事故後の復旧・復興に大いに役立つものと思われる。一方,福島事故はICRPが提唱してきた放射線防護の考え方の妥当性が検証される機会でもある。ICRPでは,日本における活動を通して得られた情報を含めて,「福島事故からの教訓」を取りまとめつつある。今後,わが国からの情報提供を含めた継続的な情報共有が放射線防護体系の一層の進展に資するものと考えられる。</p>
収録刊行物
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- 日本原子力学会誌ATOMOΣ
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日本原子力学会誌ATOMOΣ 55 (2), 117-119, 2013
一般社団法人 日本原子力学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845702309446784
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- NII論文ID
- 10031139272
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- NII書誌ID
- AN00188477
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- ISSN
- 24337285
- 18822606
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- NDL書誌ID
- 024260390
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可