人形峠ウラン鉱山における坑水自然浄化機構の解明

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タイトル別名
  • Remediation mechanisms of uranium mill-tailing site at Ningyo-toge, Japan, under the circumneutral condition

抄録

<p>岡山県に位置する人形峠ウラン鉱山では、現在も坑水中にU, As, Raなどの有害元素が含まれている。坑水中の有害元素は、表流させることで濃度が減少していることが分かっているが、この自然浄化機構は明らかになっていない。価数同定にXAFS、坑水と堆積物の組成同定にICP-AES,MS,FIB,TEM、鉱物の同定にSEM,XRD、ゼータ電位、粒径の時間変化にDLSを用いた。なお、DLSは坑水サンプルの酸化を最小限にするため現地で行った。結果、ferrihydrite+シリカコロイド凝集体中のFe, Mn酸化物が坑水中のU, As, Raの除去に関与していることが示唆された。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390845702324883456
  • NII論文ID
    130007749074
  • DOI
    10.14862/geochemproc.66.0_125
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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