新型2L直列4気筒「SKYACTIV-X」のエンジン技術

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タイトル別名
  • Newly Developed In-line Four-cylinder Engine "SKYACTIV-X"

抄録

<p>マツダは2030年を見据えた技術開発の長期ビジョン「サスティナブル"Zoom-Zoom"宣言2030」を発表し,「走る歓び」によって,「地球」「社会」「人」それぞれの課題解決を目指す新しいチャレンジに取り組んでいる。この中でマツダは「Well-to-Wheel」での企業平均CO2排出量を 2050年までに2010年比90%削減することを視野に,2030年までに50%削減するという具体的目標を定めている。このビジョンの実現に向けて,ガソリンエンジンにおける圧縮着火を世界で初めて実用化した次世代エンジン「SKYACTIV-X」を開発した。このエンジンは「SKYACTIV-G」 から始めた理想の内燃機関を追求する2nd Stepにあたり,更なる高圧縮比化やリーンバーンによる比熱比改善,それらを達成させるSPCCI(火花点火制御圧縮着火)を実現させた。結果,SKYACTIV-Gに対して 全域で10%以上のトルク改善を図りつつも,量産ガソリンエンジンとしては世界最高レベルの燃費率を達成した。本稿では主にエンジンのハード構成を紹介する。</p>

収録刊行物

  • マツダ技報

    マツダ技報 36 (0), 51-58, 2019

    マツダ株式会社

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390845702330185088
  • NII論文ID
    130007756157
  • DOI
    10.34338/mazdagihou.36.0_51
  • ISSN
    21863490
    02880601
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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