ツバキの自家及び他家受粉における種子形成
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- 古村 善則
- 長崎県農林技術開発センター森林研究部門
書誌事項
- タイトル別名
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- Seed formation in camellia self-pollination and cross pollination
抄録
<p> ツバキは花の観賞用としてしか品種の選抜がされていないこともあり、野生種のヤブツバキでは個体ごとに結実した種子のばらつきが大きい。種子の収量の不安定さは生産者にとって大きな問題であり、収量の増加と結実の安定が求められている。そこで、生理落下を抑え重量の重い種子を採取できるような資料が得られればと考え、無受粉・自家受粉・他家受粉・自然受粉という受粉形態別に、結実率や結実後の種子の大きさ・重量を比較してみた。その結果、自然受粉の中には自家受粉が混じっていることが推測され、他家受粉の割合を高めることが、結実率が高く、かつ結実した種子重量を高めることとなり収量の増加につながることがわかった。</p>
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 287-, 2018-05-28
日本森林学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845712964329728
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- NII論文ID
- 130007375892
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可