アカエゾマツの促成育苗
書誌事項
- タイトル別名
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- Rapid seedling cultivation of <i>Picea glehnii</i>
抄録
<p>アカエゾマツコンテナ苗の育苗期間を短縮することを目的として長日処理,水耕処理および木炭施用の有効性について検討した。播種床から水耕栽培器に移し2か月間育成した苗をコンテナに移植し100日間育成した。コンテナにはJFA150,Mスターコンテナを使用し,それぞれ培土には蝦夷砂とピートモスに木炭を0,10,20%添加し用いた。白色LEDを使用し16時間日長で照射した。水耕処理後の苗は苗高6.3 cm根元径1.1 mmであった。コンテナ育成後の苗はJFA150では木炭無施用区で地上部の成長が最も良好で苗高14.2 cm根元径2.7 mmであった。いずれの試験区においても根鉢の形成は確認されなかった。Mスターでは木炭10%施用区で最も地上部の成長が良好で苗高15.4 cm根元径3.4 mmであった。木炭10,20%施用区において根鉢の形成が確認された。以上より水耕処理からMスターコンテナにピートモスを培土として木炭を10%施用し移植,長日条件下で育成することが最適条件であると判断した。この条件により育成を続けるとコンテナに移植後150日で2号苗の規格(苗高20 cmかつ根元径4 mm以上)に達した。以上より播種から11か月で山出し可能なアカエゾマツコンテナ苗を生産できることが示唆された。</p>
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 252-, 2018-05-28
日本森林学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845712965401600
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- NII論文ID
- 130007375928
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可