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- 小島 英敏
- サッポロビール株式会社価値創造フロンティア研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- 6 Biometric system for measurement of the throat sensation during drinking beers
- ビールののど越し感を計測する「のど越しセンサー」
- ビール ノ ノドコシ カン オ ケイソク スル 「 ノドコシ センサー 」
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説明
のど越し感覚はビールのおいしさの重要な要素であるが、これまで客観的に評価する方法はなかった。そこで喉頭運動、舌骨上筋群筋活動量、嚥下音を測定する「のど越しセンサー」を開発し、ビールをゴクゴク飲む際の嚥下運動を測定した結果、「のど越し」感のすっきりしたビールを飲む際は喉頭運動が速く、舌骨上筋群の活動が小さく、「のど越し」感のしっかりしたビールを飲む際は、喉頭がゆっくり運動し、舌骨上筋群の活動が大きく、嚥下計測から「のど越し」感を評価できることが示唆された。さらにビール中成分で嚥下計測指標と苦味成分指標、窒素成分指標の相関が認められ、これらの成分が少ないほど「のど越し」感がすっきりしている事が示唆された。
収録刊行物
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- 日本味と匂学会誌
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日本味と匂学会誌 22 (1), 37-44, 2015
日本味と匂学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845712966130944
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- NII論文ID
- 110009958493
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- NII書誌ID
- AA11426393
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- ISSN
- 24241326
- 13404806
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- NDL書誌ID
- 026497953
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可