サケ科魚類の母川回帰機構

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タイトル別名
  • Homing mechanisms in salmonids

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抄録

サケが大海原を何千キロも回遊し、生まれた川(母川)に帰り、子孫を残して死んでいく姿は感動的であると同時に神秘的でもある。サケが母川に回帰するメカニズムを、洞爺湖と支笏湖に生息するヒメマスとサクラマス、および石狩川に回帰するシロザケをモデルとして、ホルモンの神経生殖内分泌学的解析、嗅覚の電気生理学的、生化学的解析や回帰行動の行動生理学的解析を行った。サケの母川回帰の度合は性と成熟度により異なること、種によって母川回帰に用いる感覚機能が異なることがわかった。

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参考文献 (35)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390845712966535808
  • NII論文ID
    110001099804
  • NII書誌ID
    AA11426393
  • DOI
    10.18965/tasteandsmell.5.2_109
  • ISSN
    24241326
    13404806
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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