2.マウス味蕾由来株細胞を用いた培養味蕾モデル構築の試み(<総説特集>味蕾培養系を用いた味蕾細胞分化メカニズム解明の試み-2)

  • 西山 美也子
    日本女子大学大学院理学研究科物質・生物機能科学
  • 佐子 秀之
    東京理科大学大学院基礎工学研究科生物工学
  • 結城 沙織
    日本女子大学理学部生体情報科学研究室
  • 深野 千陽
    東京理科大学大学院基礎工学研究科生物工学
  • 宮本 武典
    日本女子大学大学院理学研究科物質・生物機能科学:日本女子大学理学部生体情報科学研究室
  • 友岡 康弘
    東京理科大学大学院基礎工学研究科生物工学

書誌事項

タイトル別名
  • 2. Attempts to establish in vitro models of taste buds with clonal cell lines derived from murine tongues
  • マウス味蕾由来株細胞を用いた培養味蕾モデル構築の試み
  • マウス ミライ ユライカブ サイボウ オ モチイタ バイヨウ ミライ モデル コウチク ノ ココロミ

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説明

味蕾は微小な器官でありながら、4種類の細胞から成る複雑な構造をとる。そのため味細胞の分化や味受容能の詳細を解析するのは困難な事が多く、味蕾のin vitroモデル系の構築は有用な解析ツールをもたらすと考えられる。当研究室はがん抑制遺伝子p53の欠損マウスの味蕾より樹立されたクローン性株細胞であるTBD株細胞の解析及び、株細胞による味蕾培養モデルの構築を試みた。本稿ではTBD株細胞における味細胞マーカーの発現や生理学的性質、およびコラーゲンゲルを用いたTBD株細胞の3次元培養について紹介する。

収録刊行物

参考文献 (30)*注記

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