ドルトムントにおけるFプラン策定時の提出意見とその扱いに関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • Proposals and their Treatments during the F-Plan Decision Procedure in Dortmund
  • ドルトムントにおけるFプラン策定時の提出意見とその扱いに関する研究--ドイツにおける土地利用計画への住民参加
  • ドルトムント ニ オケル Fプラン サクテイジ ノ テイシュツ イケン ト ソノ アツカイ ニ カンスル ケンキュウ ドイツ ニ オケル トチ リヨウ ケイカク エ ノ ジュウミン サンカ
  • ドイツにおける土地利用計画への住民参加
  • Citizen Participation to Land Use Plan in Germany

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抄録

ドルトムント市では、2000年から2004年にかけて新Fプランの策定が行われた。この過程で、市民や各種団体には、早期参加、縦覧、そして再縦覧と、3回にわたって意見を述べる機会が与えられた。そこで、提出された意見とその扱いを検討することにより、住民がプランの決定に参加している実態を明らかにしようとしたものである。約1,000件の意見の内容と採用状況を検討した結果、早期参加と縦覧の段階で提出された意見のうち、かなりの数が採用されていること、参加の機会が複数回あることは再考の機会等として意味があること、市民の参加を拡大するにはその意見を代弁するNPOなどの存在が重要であること、およびFプランが単独で土地利用を計画しているのではなく他の諸計画に支えられて負担が軽減されていること、を明らかにすることができた。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 41.3 (0), 607-612, 2006-10-25

    公益社団法人 日本都市計画学会

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (2)*注記

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