MRIロック圧可変式シャントバルブのアーチファクト3.0 Tと1.5 T MRIの比較

書誌事項

タイトル別名
  • Comparison of Programmable Ventriculoperitoneal Shunt Artifacts between 3.0 and 1.5 T MR Scanner : A proGAV2.0 Device (Aesculap) Study using General Electric Scanner

この論文をさがす

抄録

<p> 内部に永久磁石をもつproGAV2.0シャントシステム圧可変式バルブのMR画像は当院のGEスキャナにおける通常のルーチン撮像法では, 1.5 Tより3.0 T MRで撮像したほうがアーチファクトが小さい. 主要因は3.0 T MRスキャナの広い受信バンド幅だが, これ以外に強磁性体の永久磁石は常磁性体のチタンクリップと異なる機序でアーチファクトを呈する可能性がある. この事実からアーチファクト軽減の目的で3.0 T MRを避けて1.5 T MRを使用する必要はなく, また同じMRであっても受信バンド幅をより広く設定できればアーチファクトを減らせる可能性が示唆された. この事実がシャント装置とMRIのメーカーを超えた普遍性があるか, 今後の研究が必要である.</p>

収録刊行物

参考文献 (7)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ