亜鉛と神経疾患
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説明
必須金属である亜鉛(Zn)は、脳内では多くはシナプス小胞内に含まれ、神経細胞の興奮と共にシナプス間隙に放出される。このZnは脳神経系の機能発現、記憶学習にとっても重要な働きを持つ。近年、アルツハイマー病、プリオン病、脳血管性認知症などの神経疾患の発症にZnが重要な働きを持つことが明らかになってきた。ここでは、シナプスにおけるZnと疾患関連タンパク質の相互作用、そして神経疾患の発症に及ぼす影響について概説したい。
収録刊行物
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- ファルマシア
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ファルマシア 54 (7), 663-666, 2018
公益社団法人 日本薬学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845712969837696
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- NII論文ID
- 130007386939
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- ISSN
- 21897026
- 00148601
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可