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- 砂澤 健治
- 仙台白百合女子大学人間学部(国際教養学科)
書誌事項
- タイトル別名
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- <Article>Middle English vout, an Old French Loanword
- ME voutの用法
- ME vout ノ ヨウホウ
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抄録
英語の「顔」を表す言葉のメンバーは、中英語時代に様変わりした。OE以来の本来語、onlete, onsene, wliteの衰退とともに、フランス語から、cheer, face, visageといった言葉が次々と借用されたためである。無論、PEにおいて、「顔」を表す最も一般的な言葉として定着したのがfaceであることは言うまでもない。cheerは、英語に登場したのは一番早いが、今日、「顔」の意味では廃用。また、visageは、Chaucerの時代には目覚しい活躍ぶりを見せるが、PEでは文語扱いとされている。しかるに、MEでは、これらの他にも、同じOF系の「顔」を表す言葉の一つに、vultがあった。vultは、14世紀半ばに英語に初めて登場したが、他のOF系借用語のケースに比べると極端に寿命が短い。英語では、Morte Arthure(以下、MAと略す)、Castleford's Chronicle(以下、Castleford'sと略す)といった北部方言の作品だけに現れる。本稿では、上記2作品に生起した、ME voutの使われ方を調査することにより、その語が、英語の「顔」を表す言葉のメンバーから、逸早く、姿を消してしまうことになった理由について考察する。
収録刊行物
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- 仙台白百合女子大学紀要
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仙台白百合女子大学紀要 8 (0), 13-21, 2004-01-31
学校法人白百合学園 仙台白百合女子大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845712975695360
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- NII論文ID
- 110002555497
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- NII書誌ID
- AA11123096
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- ISSN
- 24336416
- 13427350
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- NDL書誌ID
- 8014288
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可