非線形ラマン散乱硬性鏡を用いた神経イメージング
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- 橋本 守
- 北海道大学 大学院情報科学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- Nerve imaging using a coherent Raman scattering rigid endoscope
抄録
<p>神経の可視化するコヒーレントラマン散乱硬性鏡の開発を行った.近年,小さな創傷と早期回復を見込めることから内視鏡下での外科手術が一般的術式として行われ,同時に患者のQOL向上のために神経温存術の採用されるようになっている.このため,内視鏡下において神経を可視化する技術開発が強く望まれるようになってきた.本研究では,コヒーレントアンチストークスラマン散乱(CARS)を用いて,ミエリン鞘が豊富に含む脂質のCH2伸縮振動により有髄神経を可視化する硬性鏡を開発した.開発した硬性鏡は,長さ270 mm, 直径 12 mmの鏡筒を持ち,直径650μm の視野内で0.91%の画像歪み,8.9% の強度一様性でCARS画像を取得できる.講演では,開発した硬性鏡を用いて,ラット坐骨神経の可視化例,家兎前立腺近傍の神経の可視化例等を紹介する.また,より鏡筒長を長くし,550 mmとした硬性鏡による観測例等について紹介し,本手法の有効性について議論したい.</p>
収録刊行物
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- 生体医工学
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生体医工学 Annual56 (Abstract), S267-S267, 2018
公益社団法人 日本生体医工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845713000409088
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- NII論文ID
- 130007483844
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- ISSN
- 18814379
- 1347443X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可