新たな光反応性基で拡がる光親和性標識法のポテンシャル
-
- 平井 剛
- 九州大学大学院薬学研究院薬物分子設計学分野
抄録
光親和性標識法は、生化学やケミカルバイオロジー研究で汎用されてきた手法である。比較的弱い分子間相互作用でも捉えられることから、生命現象や医薬品の作用機序解明に役立つ。ここで利用される光反応性基は、70年代前半に開発されたものから少し改良されてはいたが、30年ほど前からその開発は止まっていた。しかし最近になって、全く新しい光反応性基が2種類報告された。これまでの光反応性基と新規反応性基の特徴と開発経緯を紹介する。
収録刊行物
-
- ファルマシア
-
ファルマシア 54 (10), 953-957, 2018
公益社団法人 日本薬学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390845713003729664
-
- NII論文ID
- 130007491692
-
- ISSN
- 21897026
- 00148601
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可