書誌事項
- タイトル別名
-
- STRUCTURAL EVALUATION METHOD OF TRANSVERSE JOINT OF CONCRETE PAVEMENT CONSIDERING DEGRADATION PROCESS
抄録
コンクリート舗装の弱点である横目地の健全度を正確に把握するために,FWDたわみ測定による評価が行われている.本研究では,3次元有限要素法(3DFEM)に基づいた構造モデルによって,FWDたわみから各層の弾性係数および横目地の劣化過程を推定する方法を開発した.横目地の劣化過程として,健全な状態からダウエルバーが切断しかつ路盤に空洞が発生している状態まで5段階に分類した.劣化過程に対応した構造モデルを構築し,ランダムに生成された弾性係数および劣化構造モデルによってFWDたわみのデータベースを作成し,逆解析に用いた.本手法の妥当性を15年供用された平泉のコンクリート舗装におけるFWD測定結果により検証した.逆解析されたモデルを用いて応力解析を行い,劣化過程がコンクリート版の曲げ応力に及ぼす影響について検討した.
収録刊行物
-
- 土木学会論文集E1(舗装工学)
-
土木学会論文集E1(舗装工学) 74 (2), 42-51, 2018
公益社団法人 土木学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390845713012907520
-
- ISSN
- 21856559
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可