スペースワイヤ国際標準への提案プロセス

  • 檜原 弘樹
    NECスペーステクノロジー株式会社 技術本部 第二搭載技術部
  • 能町 正治
    大阪大学大学院 理学研究科 付属原子核実験施設
  • 高橋 忠幸
    東京大学国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構

書誌事項

タイトル別名
  • Contributing to the SpaceWire international standard
  • スペースワイヤ国際標準への提案プロセス : 開発型の標準化における技術的実績と標準化活動における行動様式
  • スペースワイヤ コクサイ ヒョウジュン エ ノ テイアン プロセス : カイハツガタ ノ ヒョウジュンカ ニ オケル ギジュツテキ ジッセキ ト ヒョウジュンカ カツドウ ニ オケル コウドウ ヨウシキ
  • —Successful factors for the development of a de jure standard—
  • —Successful factors for the development of a de jure standard—

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抄録

我が国における宇宙機用標準規格の導入プロセスは、複数の既存規格をトレードオフし、要求を満たし、持続性が見込める方式を選定することが一般的であった。これに対し、X線天文衛星「ASTRO-H(ひとみ)」に採用したネットワークの国際標準規格スペースワイヤ(SpaceWire)には我が国の科学衛星が培ってきた独自規格を取り込むことに成功した。この提案プロセスを振り返り、開発型の国際標準規格について、我が国の提案を反映し得る再現可能な手法を考察した。

収録刊行物

  • Synthesiology

    Synthesiology 11 (3), 148-158, 2018

    国立研究開発法人 産業技術総合研究所

参考文献 (5)*注記

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