歩行障害の種類と原因疾患

  • 和田 直樹
    群馬大学大学院医学系研究科リハビリテーション医学

書誌事項

タイトル別名
  • The Type of Abnormal Gait and the Causative Disease
  • ホコウ ショウガイ ノ シュルイ ト ゲンイン シッカン

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抄録

<p>歩行障害は,基本動作である移動にかかわる重要な障害である.原因は必ずしも1つではなく,実際にはいくつかの障害が重複していることがある.観察による視覚的評価は重要であるが,動作解析の手法も普及し,より客観的な評価を行うことでリハビリテーション治療の効果判定にも応用できるようになっている.脳血管疾患,脊椎脊髄疾患,筋疾患,末梢神経疾患,骨・関節疾患,パーキンソン病,神経変性疾患はそれぞれ特徴的な歩行障害をきたす.リハビリテーション医療において歩行障害とその原因を運動学から理解し,治療を考えていくことは大変重要である.</p>

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