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- 牧 藍子
- 鶴見大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The “Genroku Style” of <i>Haiku</i> Poetry
- 俳諧における「当流」 : 「元禄当流」という意識
- ハイカイ ニ オケル 「 トウリュウ 」 : 「 ゲンロク トウリュウ 」 ト イウ イシキ
- ――「元禄当流」という意識――
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説明
<p>いわゆる「元禄当流」といった場合の「当流」は、ある特定のグループに属する俳諧師に固有の俳風を指し示す語としてではなく、当世風でスタンダードな風という点を重視して解すべき語である。「当流」の語が俳諧入門書や、点取俳諧と関わる場面で多用されることから、「当流」の語を「当流」俳諧の享受者の視点からとらえ直すことによって、大衆作者層の関心を引きつつ、彼らを元禄風の俳諧へと導くべく「当流」を説いた上方の俳諧師たちの姿が見えてくる。</p>
収録刊行物
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- 日本文学
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日本文学 62 (10), 18-27, 2013-10-10
日本文学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845713014388736
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- NII論文ID
- 40019813324
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- NII書誌ID
- AN00197092
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- ISSN
- 24241202
- 03869903
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- NDL書誌ID
- 024904713
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可