書誌事項
- タイトル別名
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- Clinical analysis of following laterial temporal bone resection for 10 external auditory canal carcinomas classified as cT1–2 by the Pittsburgh staging system
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説明
2007〜2017年に外側側頭骨切除術を行った早期外耳道癌(ピッツバーグ分類cT1, 2)10例を対象に術後合併症,治療成績について検討した。内訳はT1:8例,T2:2例で,組織型は全て扁平上皮癌,それ以外のものは除外した。観察期間は中央値41.6か月。術後病理診断で全て断端陰性で,術後追加治療を行った症例はなかった。術後合併症に顔面神経不全麻痺,創部離開,髄液漏を1例ずつ生じたが,いずれも救済可能で,永続的なものはみられなかった。1例で後発頸部リンパ節転移を認めたが再手術で局所制御が得られ,その他再発や遠隔転移を生じた症例はみられなかった。早期外耳道癌に対する本術式は安全で,有用な治療方法と考えられた。
収録刊行物
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- 頭頸部外科
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頭頸部外科 28 (2), 157-163, 2018
特定非営利活動法人 日本頭頸部外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845713016611456
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- NII論文ID
- 130007510091
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- ISSN
- 1884474X
- 1349581X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可