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抄録
<p>母指CM関節症に対し,平成28年5月から長掌筋腱を用いた関節形成術(Ligament Reconstruction Suspension Arthroplasty:LRSA8))を行ってきたので,その短期治療成績を若干の考察を加え報告する.症例は,2016年以降,LRSAを施行した8例8関節,Eaton分類1)stageⅢ:4関節,stageⅣ:4関節.VAS,Quick DASH score(JSSH版)2),橈側外転は統計学的に有意差を認めた.掌側外転,握力,ピンチ力も有意差はないものの改善を認めた.LRSA法はCM関節を構成する靭帯を温存した関節形成術であり,母指CM関節症Eaton分類StageⅢ以降の症例に対し有用な方法と考える.</p>
収録刊行物
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- 整形外科と災害外科
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整形外科と災害外科 67 (3), 593-596, 2018-09-25
西日本整形・災害外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845713019766656
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- NII論文ID
- 130007507558
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- ISSN
- 13494333
- 00371033
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可