溶融鉄の表面張力に及ぼす酸素の影響に関する量子化学的検討

書誌事項

タイトル別名
  • A quantum chemical consideration for the effect of oxygen on the surface tension of molten iron

説明

16族元素である酸素は、溶融鉄の表面活性元素であることはよく知られているが、なぜ16族元素なのか、なぜ表面張力を大きく下げるのか、に関しては未だ不明な点が多い。本研究では、第2周期のホウ素、炭素、窒素、酸素をそれぞれ鉄表面に添加したクラスターモデルの分子軌道計算から、添加元素周囲の化学結合状態を調べた。その結果、酸素添加の場合は、表面原子と内部原子の共有結合性が特に低下することが明らかとなった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390845713024482816
  • NII論文ID
    130007519575
  • DOI
    10.14920/jwstaikai.2018f.0_378
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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