都市ごみ焼却排ガス中のガス状水銀における活性炭処理に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • Activated carbon treatment of Mercury in exhaust gas from municipal solid waste incinerator

説明

「水銀に関する水俣条約」は2017年8月16日発効となり、大気汚染防止法及びその関連法令の改正において、主要排出源からの大気への排出基準の遵守と水銀排出濃度の測定・記録・保存が平成30年4月1日から義務付けられることになった。今後さらに、水銀排出抑制は実質的で高度な技術的リスクマネジメントが求められる。そこで、代表的なガス状水銀である金属水銀と塩化第二水銀に対して、都市ごみ焼却炉での排ガス処理を反映した実験室レベルの吸着・反応処理実験装置を開発し、その装置を用いて、乾式処理における有力な排出抑制素材である各種活性炭の水銀除去効果を測定した。その結果、一般臭気用活性炭(無添着)においては160℃の高温で水銀を除去することは困難であるが、水銀除去用添着活性炭においては160℃で顕著に効果があることが明らかになった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390845713025630464
  • NII論文ID
    130007540680
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.29.0_343
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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