AYA世代がん患者の抱える問題に薬剤師はどう関わるか?

  • HIOKI Miki
    三重大学医学部附属病院薬剤部 現職:滋賀医科大学医学部附属病院薬剤部

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思春期・若年成人(adolescent and young adult ; 以下AYA)世代のがん罹患は希少で、多種多様ながん種が存在する。第3期がん対策推進基本計画では、個々のがん患者の状況に応じた多様なニーズ(就学・就労や恋愛・結婚の問題、妊孕性の低下、晩期障害、経済的問題など)に対応できるよう、情報提供、支援体制および診療体制の整備等を行うことが明記されている。薬剤師は、AYA世代がん患者が抱える様々な問題を認識し一歩踏み込むことで、がん患者・経験者の人生を支える存在になりうると考える。

Journal

  • Farumashia

    Farumashia 54 (12), 1132-1134, 2018

    The Pharmaceutical Society of Japan

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