セフトリアキソンによる偽胆石性胆嚢炎の1例

書誌事項

タイトル別名
  • Laparoscopic Cholecystectomy for Biliary Pseudolithiasis Caused by Ceftriaxone in an Adult
  • 症例 セフトリアキソンによる偽胆石性胆囊炎の1例
  • ショウレイ セフトリアキソン ニ ヨル ニセ タンセキセイ タンノウエン ノ 1レイ

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説明

症例は85歳,男性.嘔吐・吐血を主訴に来院し,急性胃腸炎より嘔吐およびそれに伴う食道潰瘍と診断した.セフトリアキソン投与による加療を行い,一時症状は改善するも右季肋部痛を伴う発熱をきたし,腹部CTでは新規発症の急性胆嚢炎を認めた.セフトリアキソンによる偽胆石性胆嚢炎と考え抗菌薬を変更するも保存的加療では軽快せず,腹腔鏡下胆嚢摘除術を施行した.壊死性胆嚢炎の様相を呈しており,胆石分析ではセフトリアキソンに類似した成分であることが示された.

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参考文献 (18)*注記

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