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- 谷川 寧彦
- 大阪大学大学院経済学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- サイキン ノ キギョウ ケイザイガク ニ ツイテ
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抄録
<p>最近話題になっているEVAという評価尺度は,本来コーポレート・ガバナンス,とりわけ経営者への報酬システム設計における有用性という観点から提唱されたものである.ならば,ガバナンスを論じるのに適切な分析枠組みで議論するのがよい.残念ながら現状では,一般性を持つこうした分析枠組みに関し,どういうものか,標準的な教科書に載るような一致した見解はまだない.ここでは,エージェンシー理論,不完備契約理論,所有権や議決権の分析など,最近の企業経済学を大きく変貌せしめた分析道具を紹介し,伝統的なファイナンス理論が所与としてきた証券の各種特質――所得請求権,投票権や担保請求権など各種権利の賦与形態など――を内生的に導き出すモデルの考え方をレビューする.これにより,ガバナンスを論じえる分析枠組みは,伝統的なMM理論のそれとは違っているかを例示したい.</p>
収録刊行物
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- 現代ファイナンス
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現代ファイナンス 5 (0), 69-87, 1999-03-31
日本ファイナンス学会 MPTフォーラム
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845713027451520
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- NII論文ID
- 130007528352
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- NII書誌ID
- AA11480424
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- ISSN
- 24334464
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- NDL書誌ID
- 6398669
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可