建築物の年代間での同一性判定を用いた東京都市圏における更新量の推計

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タイトル別名
  • Estimation of accumulation of construction material using identification of buildings in time-series in the Greater Tokyo
  • ケンチクブツ ノ ネンダイ カン デ ノ ドウイツセイ ハンテイ オ モチイタ トウキョウ トシ ケン ニ オケル コウシンリョウ ノ スイケイ

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抄録

循環型社会形成に向けて,都市における詳細な物質ストック分布を時系列で広範囲に渡って把握することが急務である。本研究では,地理情報システムによる年代間での同一性判定を用いることで,東京都市圏における空間分布及び時間変化を可視化し,建築物更新量の推計を行った。 東京都での建築物更新は2003 年から2009 年にかけて着工総面積が134 百万m2,解体総面積が 80 百万m2,2009 年から2015 年にかけて着工総面積が103 百万m2,解体総面積が96 百万m2 となった。本研究で推計された着工量は,東京都統計年報による統計値と比較して0.7-1.2 倍,解体量は3 倍程度の値となった。

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