ヒートバランス効率化による加熱炉の熱精算と新しい効率評価
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- 本田 達穂
- 株式会社Eテックコンサル
書誌事項
- タイトル別名
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- New heat accounting procedure and performance index for the furnace by using effective heat balance procedure
抄録
加熱炉をはじめとするプラントの熱精算は、ハイドロカーボン等流体の比エンタルピー(KJ/kg)が簡単に得られないことから、容易に行うことができず、近年では行われていないのが実情である。APIをはじめとするチャートやテーブルになっているハイドカーボンを含む各種流体の比エンタルピーをエクセル関数化することで、各種プロセスや機器のヒートバランス計算を容易に実現できるようになった。本稿はその計算事例の中から加熱炉の熱精算を示した。これまで燃焼系からのロス法に代表される熱精算であったものに対し、新たにプロセス流体側の受領熱量を計算し、加熱炉からの放散熱を計算できることを示す。さらに従来のロス法の排ガスの熱量計算法に対してより精度の高い計算法を示すと同時に、放散熱を差し引いた新しい真効率(仮称)計算法についても言及する。
収録刊行物
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- 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集
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石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2018f (0), 1-, 2018
公益社団法人 石油学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845713030267776
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- NII論文ID
- 130007533911
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可