黒色真菌(<i>Cladosporium</i> spp., <i>Aureobasidium</i> spp.)に対するラベンダー油の抗カビ活性評価

書誌事項

タイトル別名
  • Evaluation of antifungal activity of a lavender-volatile oil on the growth of <i>Cladosporium</i> <i>cladosporioides</i> and <i>Aureobasidium</i> <i>pullulans</i>
  • 黒色真菌(Cladosporium spp., Aureobasidium spp.)に対するラベンダー油の抗カビ活性評価 : 水分活性とエタノールの組み合せ効果
  • コクショク シンキン(Cladosporium spp., Aureobasidium spp.)ニ タイスル ラベンダーユ ノ コウカビ カッセイ ヒョウカ : スイブン カッセイ ト エタノール ノ クミアワセ コウカ
  • ―水分活性とエタノールの組み合せ効果―
  • ―Effects of changes in water activity and ethanol addition―

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説明

<p>クラドスポリウム属菌とオーレオバシディウム属菌の防除を想定し,平板培地混釈法を用いて市販のラベンダー油と同油のモノテルペン類6成分の抗カビ活性を非接触実験系で評価した.その結果,Cladosporium cladosporioides NBRC 6348に対する温度25℃・10日間のラベンダー油のMIC(最小発育阻止濃度)は1.0%(v/v),Aureobasidium pullulans NBRC 6353では1.5%(v/v)を超えた.グリセリンを培地に添加して水分活性(Aw)をコントロールの0.99から0.89に低下させることで両菌株に対するMICは0.5%(v/v)に低下した.モノテルペン類では(-)-カルベオールの抗カビ活性が高く,両菌株に対してAw = 0.89でMIC = 0.1%(v/v)であった.</p>

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