陶材の焼結に関する研究 : (第4報)複合焼結体の強さと透光性について
書誌事項
- タイトル別名
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- Studies on Sintering of Dental Porcelain : (Part 4) Strength and Transluency of Sintered Composite
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説明
本研究では低融ガラス粉末にアルミナ, 石英および石英ガラス粉末を配合した焼成温度範囲の広い複合焼結体の強さと透光性について調べた.アルミナを加えた複合焼結体の曲げ強さはガラス成分や膨張係数の相違にかかわらずアルミナの含有量が増加するにつれて大きくなった.しかもアルミナを50wt%含む複合焼結体はガラス単独の焼結体の2〜3倍以上の170〜180 MPaの曲げ強さを示したが, 透光性はアルミナを20%加えただけでも急激に低下した.石英を添加した場合は強さの向上がわずかであり, 石英ガラスではかえって強さが低下する傾向がみられた.中でも膨張係数の大きい低融ガラスとの複合焼結体が極端な強さの低下を示したが, 膨張係数が比較的大きくてもクリストバライトを析出しない場合はかなり石英ガラスを加えても強さがほとんど低下しないことがわかった.またクリストバライトを析出しない低融ガラスと石英ガラスの複合焼結体はとくに高い透光性を示した.
収録刊行物
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- 歯科材料・器械
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歯科材料・器械 1 (2), 118-123, 1982-07-25
一般社団法人 日本歯科理工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845713032430848
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- NII論文ID
- 110002989354
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- ISSN
- 21884188
- 02865858
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可