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- 松下 光宏
- 大阪府立大学大学院生
書誌事項
- タイトル別名
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- Contextual Characteristic of the Conjunctive Particle <i>monodakara</i> Expressing Cause/Reason
- 原因・理由を表す接続辞「ものだから」の使用文脈の特徴 : 前後の文脈に表される事態との関係に着目して
- ゲンイン ・ リユウ オ アラワス セツゾク ジ 「 モノ ダカラ 」 ノ シヨウ ブンミャク ノ トクチョウ : ゼンゴ ノ ブンミャク ニ アラワサレル ジタイ ト ノ カンケイ ニ チャクモク シテ
- ――前後の文脈に表される事態との関係に着目して――
- Focusing on the Connection with Another Event
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説明
<p> 原因・理由を表す接続辞「ものだから」は,これまで「PものだからQ」のPとQが表す事態の特徴や機能からとらえた意味や用法が説明されてきた。本稿では,「PものだからQ」文より前や後の文脈に表される事態も分析し,「ものだから」の使用文脈の特徴を明らかにする。その特徴は次のとおりである。</p><p> 「PものだからQ」は,話し手の認識において,本来・通常の事態とは異なる,異質・例外の事態Qとそれを引き起こす異質・例外の理由Pを表し,本来・通常の事態と対比的に示す文脈で用いられる。</p><p> そして,この使用文脈の特徴から,当該事態が本来・通常の事態と異なる,異質・例外の事態であるという話し手の判断が使用条件になり,さらにこの使用条件が予想や期待と異なる都合の悪い事態に対して理由を述べる「言い訳・弁解」の用法に結びつくことを述べる。</p>
収録刊行物
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- 日本語教育
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日本語教育 165 (0), 57-72, 2016
公益社団法人 日本語教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845713035223040
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- NII論文ID
- 130007552564
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- NII書誌ID
- AN0018947X
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- ISSN
- 24242039
- 03894037
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- NDL書誌ID
- 027823226
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可