琵琶湖における外来魚リリース禁止の認知および遵守に影響を与える要因

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本研究では、まず琵琶湖において1985年度から2016年度までに実施された全ての外来魚駆除を目的とする事業(以下、外来魚駆除事業)の内容と実績を把握し、特に、レジャー釣り人を対象とした外来魚駆除事業による効果として同事業の外来魚駆除量を把握した。次に、同事業の別の効果としてレジャー釣り人のリリース禁止の認知と遵守の実態およびそれらに影響を与える要因を明らかにした。その結果、レジャー釣り人130名を対象としたアンケート調査から、1)釣り歴が1年より長い、バスの釣果が3匹以上、年齢が40歳以上であるほどリリース禁止の認知度が高い、2)外来魚回収ボックスの近くで釣っているもしくは40歳以上であるほどリリース禁止を遵守している、3)県外居住者もしくはバスの釣果が4匹以上であるほどリリース禁止を遵守していない、ことが明らかになった。

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