第4世代原子力システム技術開発

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  • Development of Generation IV Nuclear Energy Systems
  • 特集 第4世代原子力システム技術開発
  • トクシュウ ダイ4 セダイ ゲンシリョク システム ギジュツ カイハツ

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抄録

<p> 2002年9月19, 20日に, 東京全日空ホテルにて第5回「第4世代原子力システム国際フォーラム (GIF) 政策グループ会議」がエイブラハム米国エネルギー省長官, コロンバーニフランスCEA長官を始め, わが国からは藤家原子力委員会委員長, 加納文部科学省政務官らの参加を得て開催された。GIF参加10ヶ国 (アルゼンチン, ブラジル, 加, 日, 韓, 仏, 南ア, スイス, 英, 米) は, 2030年までの実用化を目的とする国際共同研究開発の対象として, 6つの次世代原子力システム概念を選定した。発電のみならず水素製造や海水淡水化などに利用できるこれらの概念とは, ナトリウム液体金属冷却炉 (日本), 高温ガス炉 (フランス), 超臨界圧水冷却炉 (カナダ), 鉛金属冷却炉 (スイス), ガス冷却高速炉 (米国), 溶融塩炉である (( ) 内は国際研究協力のとりまとめを買って出た国)。持続発展性, 安全性, 経済性, 核拡散抵抗性の一層の向上を目的とする第4世代原子力システムについて, 研究開発の優先度を定める「技術開発計画」 (ロードマップ) は, 国際研究協力の枠組みのもと, GIFメンバー国が共同で議論してきた。本ロードマップの作成に貢献したわが国からの参加者が, 技術評価の前提としての燃料サイクルおよび選択された概念について解説を分担した。</p>

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