魚類等の生息に配慮した排水路整備の効果検証

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  • Monitoring of Aquatic Biota in a Drain Canal by Applying Environmentally Friendly Improvement Methods
  • ギョルイ トウ ノ セイソク ニ ハイリョ シタ ハイスイロ セイビ ノ コウカ ケンショウ

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抄録

<p>畑作主体の農業を展開する北海道帯広市南部を流下する排水路の改修に当たり,十勝総合振興局では魚類等の生息に配慮した工法を採用して工事を行った。それらの工法は,改修前の自然環境により近づけるための河床部への現地採取砂利再投入,魚類の遡上を助けるための全面魚道落差工の設置,そして魚類等の生息環境の創出・多様化を図るための水制工,魚窪工,淀み工,ワンド等各施設の設置などである。施工を担当した筆者らは,本排水路において施工前から施工後6年間にわたり魚類等の生息調査を行い,採用した工法の効果検証を行うとともに,これらの結果に基づき,今後の排水路整備に当たっての留意事項をまとめたので報告する。</p>

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