弾性波検出による補修パイプラインの水密性照査法の開発

書誌事項

タイトル別名
  • Development of Verification Method for Water-Tightness in Repaired Pipeline Using Detected Elastic Waves
  • ダンセイハ ケンシュツ ニ ヨル ホシュウ パイプライン ノ スイミツセイ ショウサホウ ノ カイハツ

この論文をさがす

抄録

<p>農業用パイプラインに関する維持管理の重要性が見直されることに伴い全国的な規模で既存施設の補修・補強が進められている。パイプラインの再生技術に関する一般的な論点は,補修・補強を中心とした施工技術に関する議論が多く,補修後の通水試験や補修効果の照査など非破壊検査法については十分に議論されていないのが現状である。本報では,配管内から発生する通水シグナル(弾性波)を受動的に検出し,非破壊による水密性照査法を提案する。開発手法は,漏水や混相流など配管内で発生する水理現象起源の弾性波を検出することによりパイプラインシステムの安全性を評価するものである。モデル試験と実構造物による検証の結果,提案手法は目視調査や補修後の照査が困難な農業用パイプラインへの非破壊・非掘削計測技術として適用できることが明らかになった。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ