豪雨リスクを考慮したため池の減災対策

書誌事項

タイトル別名
  • Disaster Measures of Small Earth Dams Considered Risks of Heavy Rainfalls
  • ゴウウ リスク オ コウリョ シタ タメイケ ノ ゲン サイ タイサク

この論文をさがす

抄録

<p>近年,集中豪雨の多発により,老朽化ため池の被災が多数報告されており,ため池の決壊に伴う二次災害が増大する傾向にある。このことから,豪雨時のため池の安全性を向上し,ため池の減災対策を行うことが急務となっている。一方,全国の改修が必要なため池は約2万個といわれており,減災対策の低コスト化が必要となっている。本報では,農村地域の減災対策を目的として,ため池の減災対策方法の決定手法について述べる。始めに,数多くのため池の中から,対策が必要なため池を選定し,かつ対策の優先順を決定する方法について述べる。次に,減災対策にはハード的な対策やソフト的な対策が考えられるが,複数の減災対策の中から,ライフサイクルコストを用いて最適な手法を選定する方法について述べる。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ