供試体作製条件に着目した短繊維混合砂の強度変形特性に与える短繊維混合率の影響について

  • 盛 健太郎
    八戸工業大学大学院社会基盤工学専攻,博士前期課程(〒031-8501八戸市大字妙字大開88-1)
  • 橋詰 豊
    八戸工業大学土木建築工学科,講師(〒031-8501八戸市大字妙字大開88-1)
  • 金子 賢治
    八戸工業大学大学院工学研究科,教授(〒031-8501八戸市大字妙字大開88-1)

書誌事項

タイトル別名
  • INFLUENCE OF THE SHORT-FIBER MIXTURE RATIO ON MECHANICAL PROPERTIES OF SHORT FIBER REINFORCED SANDS FOCUSING ON DENSITY OF TEST SPECIMEN
  • キョウシタイ サクセイ ジョウケン ニ チャクモク シタ タンセンイ コンゴウ ズナ ノ キョウド ヘンケイ トクセイ ニ アタエル タンセンイ コンゴウリツ ノ エイキョウ ニ ツイテ

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抄録

短繊維混合補強土は,地盤材料に長さ数十mm程度の短繊維を混合することで力学的特性や侵食に対する抵抗 性,引き抜き抵抗などを向上させた地盤材料である.短繊維混合率と強度変形特性についての多くの研究が行わ れているが,短繊維混合の補強効果については短繊維の太さ・長さ,物性,地盤材料の特性など種々の要因が影 響を与えるため,未だに解明されていない部分が多い.また,混合率と補強効果の関係については,供試体の密 度の設定条件が明確でないものも多い.本研究では,供試体作製条件を2種類設定し,太さの異なる短繊維を用 いて短繊維混合率を変化させた短繊維混合補強砂質土の三軸圧縮試験を実施した.その結果,各混合率それぞれ に対して締固め試験を実施して最大乾燥密度を求め締固め度を一定にした場合と砂のみの最大乾燥密度をもとに 締固め度を一定にした場合には,混合率と強度・変形特性が異なる傾向を示すことなどがわかった. キーワード:短繊維混合補強土,供試体作製条件,混合率,強度・変形特性

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