抗議活動の生起と「運動文化」に関する比較研究――「幌延問題」を事例として――
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- 西城戸 誠
- 京都教育大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Comparative Research on the Occurrence of Protest Activities and “Movement Culture”: The case of the “Horonobe problem”
- コウギ カツドウ ノ セイキ ト ウンドウ ブンカ ニ カンスル ヒカク ケンキュウ ホロノベ モンダイ オ ジレイ ト シテ
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抄録
<p>本稿の目的は,北海道幌延町において断続的に展開した抗議活動を事例として,かつては抗議活動が盛んであったにもかかわらず,なぜ現在は活発である運動体と活発でない運動体に分かれてしまったのかを明らかにすることである。両者の運動体を比較し,抗議活動が生起する要因を理解しながら,従来の社会運動研究で看過されていた「運動文化」(運動の文化的要因)に関する議論を検討する。事例研究の結果,幌延問題に対する抗議活動の生起に影響を及ぼした要因としては,政治的要因や資源要因も存在した。だが,活発な活動を展開した運動体とそうでない運動体を分けた要因は,抗議活動が中断している際に醸成された運動文化の違いによるものであることが明らかになった。</p>
収録刊行物
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- 環境社会学研究
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環境社会学研究 10 (0), 145-160, 2004-11-30
環境社会学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845713038899200
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- NII論文ID
- 110008726911
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- NII書誌ID
- AN10498448
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- ISSN
- 24340618
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- NDL書誌ID
- 7204065
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- NDL-Digital
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可